ウルトラウーマンベス VS ダダ Part1

3機の戦闘機が特殊部隊基地からスクランブル発進した。
ある山の麓の研究所から奇怪な電波が漏れているのがキャッチされたのだ。
目的地に近づいた戦闘機のパイロットが目にしたものは信じられない光景だった。
「あ、あれは……!」
それがパイロットの最期の言葉となった。機体は轟音とともに空中で爆発四散する。
邪魔者を光線銃で撃ち落とし満足げに顔を揺らしたのは、巨大な宇宙人――ダダであった。
「本部! 応答願います! 至急応援を……うわあぁっ!!」
また一機がダダの光線の餌食となり、ごつごつした山肌に落下して大爆発を引き起こす。
残った一機はダダの巨大な顔面の真上を通過し、そのまま一気に加速して離脱を試みた。
しかしダダはくるりと向きを変えると、光線銃の照準を一瞬にして合わせ、引き金を引こうとする。
パイロットの命が風前の灯火となったその時、空を切り裂く鋭い音が響いた。
直後ダダは前のめりにもんどりうって倒れ、間抜けな格好で大地に叩きつけられる。
マッハの速度で飛んできたウルトラウーマンベスのキックがダダの後頭部を捉えたのだ。
「シェアッ」
力強い声を発し、ファイティングポーズをとるベス。
「ダ……ダァ……」
一方、不気味な声をあげてゆっくりと立ち上がるダダ。
その瞳は妖しい輝きを放っていた。

More
[PR]
# by meda567 | 2009-03-29 18:42 | ウルトラヒロイン外伝

ウルトラウーマンベス VS ガマクジラ

海水浴客でごった返すビーチに、突然高波が襲ってきた。慌てて逃げる人々の前に姿を表したのは、醜悪な姿をした怪獣、ガマクジラだった。ガマクジラは人々に近づき、口の中からノズルのような器官を伸ばした。
「きゃあああっ!!」
逃げ遅れた一人の若い女性が悲鳴をあげる。ノズルが女性の背後に伸びて密着したかと思うと、そのままその身体を吸い込んでしまったのだ。満足げな表情を浮かべた怪獣は、再び人々の渦の中へと身を乗り出す。
かつて真珠を食料としていたガマクジラは、数十年の時を経て人間の女性を好んで食べる恐ろしい怪獣へと変貌していたのだ。
「助けて!!」
砂に足を取られて転んだ少女が絶叫する。少女の身体目掛けてノズルが伸びてきたその時、
「ジェアアッ!」
銀色のボディの巨人が天空から現れ、怪獣の横腹に蹴りを見舞ったのだった。ガマクジラは横倒しになり、少女を襲ったノズルは瞬く間にして縮んでいく。
「ウルトラウーマンベス!」
正義のヒロインの出現に歓喜の声をあげる少女。ベスは少女を守るように怪獣の前に立ちはだかり、少女は急いで岩陰へと身を隠した。
「シェアッ」
かかって来いとばかりに立ちはだかるベスに、ガマクジラは突進を仕掛けていく。その巨体を正面から受け止めると、ベスは怪獣の顔面を踏みつけるかのように何度も蹴りを入れ、さらに胴体に拳の連打をめり込ませていった。
「セイヤアァァッ」
打撃で怯んだガマクジラを背負うように持ち上げると、内股の要領で豪快に巨体を投げ飛ばす。
「ぐえっ」
砂浜に叩きつけられたガマクジラは、蛙のような情けない声で呻いた。
「つよーい! やっつけちゃえー、ベスー!!」
少女の応援に答えるように、ベスは両手を十字に構えてとどめの光線の構えを取り、エネルギーを集中させた。

More
[PR]
# by meda567 | 2009-03-29 18:39 | ウルトラヒロイン外伝

ウルトラウーマンベス VS タブラ

小高い岩山に子供たちの声がこだまする。
冬は雪捨て場となっている場所だが、夏場は近所の中学生たちにとって格好の遊び場となっていた。
男の子数人の中に一人、違和感なく溶け込んで遊んでいる少女、真理奈。
幼い頃から空手を習い、小学生の頃には男子と喧嘩をして泣かせたこともたびたびあるほどのおてんば娘だった。
同じ年頃の女の子たちとは異なり、真理奈は「強い女性」に憧れを抱いていた。
そんな彼女は今日も男子たちに混じって元気にはしゃぎまわっているのである。

「なんだ? あの音」
大きな岩の上に立っていた男子の一人が声をあげる。
他の子供たちも耳をすましてみると、地面の下からうなるような底響きのする音が聞こえてきた。
音はだんだん大きくなってくる。
すると、
「うわああぁぁ!」
男子の一人が悲鳴をあげた。
大きな岩の塊が突如崩れ、砂煙があがりだしたのである。
舞い上がる土砂の中から姿を表したのは、巨大な怪獣の頭だった。
「怪獣だぁ!」
「逃げろー!!」
慌てて蜘蛛の子を散らすように駆け出していく子供たち。
真理奈もその後に続いて逃げ出した。
だが、
「きゃあぁっ!」
足元も見ずに必死で走っていた真理奈は、大きな岩の裂け目に嵌ってしまったのである。
必死に這い上がろうとするが、足首を岩の間に挟まれて身動きが取れない。
その間に怪獣は地上に姿を現してしまっていた。
長い尻尾とぎょろりとした目つきが特徴的な怪獣。
それはこの地に長く眠っていた伝説の怪獣、タブラであった。
「キシャアアァァァ!!」
まるで雷のような雄叫びをあげ、タブラは真理奈のいる方向へ向けて歩き出した。
「くっ……誰か! 助けて!!」
しかし他の子供たちは既に遠くまで逃げてしまった後であり、誰も真理奈の危機に気が付くものはいなかった。
「これだから男子なんて……」
絶体絶命の状況に、真理奈は涙を浮かべながら悪態をついた。
だが、まもなく救いの手は思わぬ方向から現れたのだった。
「ジェアアァッ!」
頼もしい声が空に響き、直後に凄まじい地響きが辺りに轟いた。
「あの声は……!?」
もんどりうって倒れこむ怪獣。
その手前にはきゅっとくびれたウエストと形の整った巨大なヒップが見えていた。
腰に手をあて、頼もしげに立ちはだかる銀色の女神。
「ウルトラウーマンベス!」

More
[PR]
# by meda567 | 2009-03-29 18:37 | ウルトラヒロイン外伝


MEDAと申します。セクシーに戦い、エロティックなピンチに陥るスーパーヒロインを描いていきます。


by meda567

プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ

女神アグレイア
ウルトラヒロイン外伝
Poser
特撮談義
お知らせ
雑記

タグ

最新のトラックバック

リンク

以前の記事

2014年 12月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 03月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 03月

検索

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧